2020年08月11日

いつまでたっても対抗軸にはなれない野党


国民幹部が「分党」構想否定 泉政調会長「玉木氏個人の思い」
【産経新聞 8/11(火) 21:27配信】

 国民民主党の泉健太政調会長は11日夜、立憲民主党との合流をめぐり、玉木雄一郎代表が合流派と残留派での分党を表明したことについて「代表は『役員会の了承を得た』とおっしゃったが、私は了承したという認識はない」と党本部で記者団に述べた。党幹部が代表の発言を直後に否定する異例の展開だ。

 泉氏によると、11日の執行役員会では立民との幹事長間協議での合意内容を両院議員総会に諮ることは了承した。ただ、分党に関しては意見交換しただけで、役員全員の合意事項ではないという。

 泉氏は「代表自身の思いとして語ったことと、党として決まったこと、決まってないことを考えると、少し訂正が必要だ」と語った。


党首が公式に発信したものを党内の要職にある人がすぐに否定する。いったい全体どういう意思決定過程なのか。こんなことを繰り返しているから国民から信用されないのでないか。与党に対抗するシャドウキャビネットを張るような現在の野党には人材も規律も認められない。ゆえに与党も緩んでいく。

この立憲民主党と国民民主党の合流構想には本気で与党に対抗する構図が見えてこない。なぜなら合流手続きの方が優先順位が上だと公然とおっしゃる方もいらっしゃるからである。政策よりも員数。選挙直前の数合わせと政党助成金の奪い合い。なんともさもしい限りである。

与野党関係なく言えることだが、そもそも政党助成金と小選挙区制度は国会議員の質を高める作用をしてきたか検証する必要があるのではないか。政策より党の選挙対策本部の方への関心が高いのではないかと思う場面がよく見受けられる。中選挙区時代の方がは同じ党の議員が自らの政策の特色を出そうと今よりは努力をしていたと感じる。

仄聞するところによれば大物議員が長を務める議員連盟の名を語って、その議連のメンバーに入ればそれなりの影響力を行使できるとありもしない話を堂々と語る代議士もおるそうな。もし本当なら情けない話である。小学生の頃は国会議員はあらゆる議員のトップクラスの資質をもっていると信じていたが現代はまったくお粗末な状況になってしまっているのを認めざるをえない。

米中がかつての米ソ冷戦時代に戻っているような軋みを生じている状況下にあり、東アジアの安全保障は極めて厳しい環境となっている。中共の覇権主義は2050年には世界制覇を達成する計画で進んでいるともいわれている中で、野党こそ存在感の示しどころなのに肝心な政策が軽んじられる政治状況を自ら作り出すようでは決して将来戦略など描けないし、期待などできるわけがない。
posted by 飯沢ただし at 23:46| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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