2020年06月07日

村山斉先生の「時空自在」

朝日新聞に隔週で連載されている物理学者の村山斉先生の「時空自在」を愛読しています。村山先生とはILC関連のイベントでお会いしたこともあり、何しろ記事が専門の物理の話を中心ですが難しい科学のことも分かりやすく解説してくれます。

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ちなみに私は朝日新聞は普段は読まないので村山先生の記事だけ議会図書室にお願いしています。(朝日新聞はサンゴ礁の捏造記事や慰安婦問題を事実を曲げて世に知らしめたことは倫理的に大問題だと私は思っているのでそのような仕分けをしています。ただ必要な記事は読みます。)


6月3日の記事のタイトルは「惨事で揺らぐ今こそ 日本よ大胆に」でした。

コロナウイルスの惨事に関わって書いています。私が気になった点を列挙すると

・「新しい生活様式」は続くが、実はニュートンもペストを避けて疎開し、万有引力の法則と微分積分を発見した
・米国の死者は10万人以上。ベトナム戦争での米兵の死者数の約2倍
・これだけの惨事となると世界大戦と同じで、世界秩序が変わってもおかしくない
・世界秩序が揺らぐとき、ダメージが少なかった日本はチャンスだ
・ビザ発給を停止し、授業がオンラインになった米国では、海外からの留学辞退が多い
・日本の留学生数は実は世界8位。この機会をつかみ、政府主導でもっと増やせたらいい
・外国から見ると日本の存在感は高い。ハイブリッドカーや任天堂やソニーのゲーム機など

そして最後にこのように結んでいます。

ビジネスでも学術でも政治でも、戦略的に考えるときだ。ニュートン級の大胆な発想を目指そう。

まったく私は村山先生の意見に賛成で、今こそ次の時代をみすえた戦略をもって動くときだた思います。それにはやはり人材の育成が必要。人材育成の中でも優先順位をつけると、ちょっと躓いてもがっくりこないタフな人材、他人と調和できたうえで自分の意見を言える人材。岩手県は元来忍耐強い人材をつくるのに長けている。今こそ挑戦の戦略を練りましょう!
posted by 飯沢ただし at 23:41| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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