棚田を所有する金山孝喜さんが高齢を理由に昨年で耕作を断念したことを受けて、「いちのせきシェア農園」の櫻井陽さんが立ち上がり耕作作業を引き継いだことから新しい活動が始まったのです。各紙報道にあったように田植えには多くの方々が参集しました。
【作業前に挨拶する櫻井代表】
櫻井氏は大東町出身ということもあって昨年行われた「畦道マルシェ」等の地域活動で知り合いになり、これまでも地道に活動を進める櫻井氏が進める活動には注目をしていました。
金山棚田は何度か訪れたことがありますが、このようにじっくりと触れたのは私も初めてで、この作業を家族だけでやるとなると大変なことがよくわかります。棚田は江戸時代後期かに開墾されたということで、大小約100枚もの水田を管理することの苦労も理解できるというものです。
参加されていた県職員の知人とも話をしましたが、このような活動が地域文化継承とうまく融合されて活動の熱が多くの人に電導していくことが重要で、この熱がいわゆる地域の誇りにつながり、布いては一次産業への振興につながっていくことを心から期待するものです。
20代の若い人たちが中心になってこのような活動を起こすのは本当に頼もしく思いますし、私も刺激になります。ただこれからいかに継続していくことが大事ですので、うまくじんわりと染み渡るように広がっていくことを念願してやみません。これから私も時間をみて収穫前に草刈にでも行こうと考えています。