2020年05月10日

潔癖な社会へ?

今年の5月の連休は生涯初めての静かな高揚感のないもので終わりました。

緊急事態宣言が延長されたこともあり、もっぱら家の庭の雑草取りと部屋のかたずけに時間を費やしました。草取りは予定の90%達成しましたがかたずけは10%しか過ぎず何とか今月中までには50%を達成したいと思っておりますが果たしてどうなるか。

本県では休業要請を延長しないことから、今週あたりから営業を開始する施設や店舗も出て来ることが想定されます。しかし緊急事態宣言が解けないとなかなか客の入りが元に戻らないことを予想してか特に飲食店では慎重な姿勢のところが多いようです。

休業要請されなくても自主的に店舗を開けられないところの補償がどうなるのか、これは今後の大きな課題となるでしょう。県議会では財源の確保に向けて危機感を持っており、来週の20日には臨時議会を招集して国への意見章(決議)する予定になっています。政府の2次補正の動きもあるようですので議会も機敏に対応することが必要なことから動いたものです。


コロナ禍によってこれから社会の仕組みも大きく変容することが予想されます。今よりさらに清潔でクリーンな環境社会へ向かって行くことは間違いないと思われます。身だしなみがよろしくないオヤジ連中はばい菌扱いになる可能性が大です。

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昨日テレビで見た「男はつらいよ 純情編」

この作品は昭和46年1月の封切りですから、撮影したのはちょうど50年前になります。家族やお隣さんが集う自由なお茶の間の空間は今の近代住宅ではほとんど見かけられなくなり、ましてやタバコを室内で気ままに吸えることは困難になりました。まさに半世紀の生活様式の大きな変化にはあらためて驚きを感じます。

生活様式といえば例えばお酒の飲み方も

1)日本酒のおちょこでのご返杯はご法度
2)スナックのカラオケマイクも一回ごとに消毒
3)唾を飛ばして大きな声で飲み方はご遠慮下さい

なんてことがスタンダードになりそうで、人との距離感はますます広がっていくような気がします。寅さんのような人情の機微に触れることはとても難しくなりそうです。「口角泡を飛ばす」は2020年以降死語になるかもしれませんね。
posted by 飯沢ただし at 21:59| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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