
岩手県では新しい副知事が始動した。盛岡タイムスの見出しで「組織が人を育てる風土づくり」を目指すとした会見記事が出ていた。菊池哲新副知事には閉塞した県庁内の空気を一掃する溌剌とした明るい県庁づくりを大いに期待したい。
お彼岸の頃には終息を期待された新型コロナウィルスの猛威がおさまらない。夜の飲食店からの発生源の可能性を東京都知事がコメントしたことで飲食店には大きな影響を及ぼすだろう。感染源を特定し罹患者を増やさないことは間違いのないことだが、しっかりと売り上げ減の補てん策を示さないとかなりの数の飲食店が倒産に追い込まれることになる。観光業も然り。テレワークが困難な中小企業も然り。
今国会で議論されているコロナウィルス対策が県や市町村、また生業の現場へと早く浸透させることが肝要だ。
供給が追いつかないマスク等の衛生保持製品は供給量を格段に上げて市場に出す一層の工夫を政府に求めたい。とにかく供給量を増やすことだ。