2020年03月18日

議会のミッションとは!

予算特別委員会は付帯意見を付して全員賛成で提案された議案は可決されました。最終日の本会議でも同様可決の見込みです。

先の私が委員長に要求した知事の出席を求める件は、世話人会で協議の結果出席を求めないとの結論に至りました。

議案を審査する上で疑義を生じたものは議会が与えられた使命により最大の努力をすべきであると私は確信して議会活動をしていますが、どうやらこの結果は、知事に忖度することを重く見るように思えて誠に残念でなりません。二元代表制の一翼である議会が自らの刀の刃を折るようなものだと思います。議論は広く県民に分かりやすい形を追求するのも議会の役目のはずです。それは議会が自ら制定した議会基本条の精神にも合致しません。世話人会の結果は受け入れましたが、敢えて議会基本条例の件は委員会の場で発言を致しました。

採決に際して付帯意見を付すかどうかについても世話人会では第一会派が「意見を付す必要はない」との主張をしたそうですが、新型コロナウィルス感染症の影響が拡大している中で意見を付さないという主張はまったく理解に苦しむものです。議会は知事以下執行部の付属機関ではありません。結局は他の3会派が意見を付すことを主張し結果的には付帯意見を付すことになったのですが、こうした過程の議論は県民の目には触れることがありませんので事実をここに記しておきます。


委員会後半戦では農林水産部と県土整備部で質問しました。

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💡 新コロナウィルス感染症による酪農家への影響について(学校給食と飲用から加工に仕向け先が変わる影響など)
💡 国が5000億規模で補正予算を組んだ肉牛・乳牛の増頭対策とクラスター事業の展開と市町村行政への支援について

✋ 土地改良事業と併せた県道整備の連携について
✋ 黄海川の治水対策について
✋ 国道343号新笹の田トンネルの実現について

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すべて一発回答は困難としても、確実な方向性をつけていくことが委員会審議で必要なことです。多くの住民が切望している公共的意義を有するものは弛まずつなげていきます。
posted by 飯沢ただし at 23:55| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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