2020年03月02日

今日は常任委員会

本日は国からの補助金清算等が終了したことに伴う補正予算を審議する常任委員会が開かれました。

朝の街頭宣伝活動を一発済ませてから新幹線で議事堂へ。
最近は新幹線移動の時はほとんどバスを利用しています。盛岡駅だとバスセンター行きのバスはバンバン来てくれますし、タクシー移動と大差なく議事堂に着くことができます。もう少し暖かくなったら健康のため徒歩ですね。


私が所属する総務常任委員会の議案審査は予想より早く終わったので、総務委員会が所管する部局の諸課題について3点質問と要望を行いました。

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💡 ILCの最近の動向について

日本学術会議のマスタープラン2020の発表とICFA会議おけるステートメントを基に状況整理をさせて頂きました。というのはニュースソースを断片的にとらえたメディアの発信が目につき、正確な状況把握と共通認識を図る必要を感じたからです。

大型研究計画、重点大型研究計画、ロードマップ、どれも政府が判断する材料として経過措置として必要なものですが、以前このブログでも紹介した通り、大型研究計画に記載されヒアリング対象となったことが重要で、重点大型研究計画に記載されることは絶対必要条件ではありません。今後はヒアリング対象からしっかりロードマップに載る作業が次なるターゲットになります。

ICFAのステートメントはとても具体的で初めて期限を示したものであり、現在開かれている国会の答弁からも政府が前向きになっていることは間違いありません。今後はKEKの動きから目が離せなくなります。

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【答弁するILC推進局佐々木淳局長】


💡 公共交通政策について

一つ目は、政府は独占禁止法の一部を改正してバスの運賃プール化を認める動きについて。このことは路線が重複している路線のスリム化と不採算路線を維持するのに有効な手段と目論んでいるいるものです。本県ではなかなか直に該当するケースは少ないかもしれませんが、今後自治体が行うデマンドタクシーにも関わる可能性があるので、県としてもしっかりウオッチして欲しいとの思いを伝えました。

二つ目は、岩手医大が矢巾町に移転したことによる医大行きのバスを誰にも分かりやすくするように県の指導をお願いするものです。盛岡市内から難病等を抱える患者、特に高齢者がバス利用にかなり不都合を感じているとの声があったものを伝えました。

💡 度重なる県職員の不祥事について

釜石市内において県職員が酒気帯びで人身事故を起こす事案が発生し、また今年度は飲酒運転に起因する事案が9件にも上っていることを鑑み、総務部長に今後の対応策を質問しました。

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その原因が代行を頼んだが、なかなか来ないのでついつい運転してしまったなどの自分勝手な理由が多く、改めて具体的な改善策を求めました。事故が起こる度に県民からの信用は落ちていくことを肝に銘じて欲しいものです。
posted by 飯沢ただし at 22:52| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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