2019年11月22日
要望聴取続く@紫波町@花巻市@一関市
19日(火)は紫波町を訪問し、かつて県議会で一緒に活動していた熊谷泉町長はじめ町幹部と意見交換しました。
盛岡近郊地域は人口増とのイメージがあるますが人口は微減状態とのことでした。東部農村部の人口減が著しいと聞きました。要望項目に
・親元就農する農業後継者への支援について
という特徴的な項目ありました。正に私の地元でもある同様の課題でもあります。すなわち農業次世代人材投資資金制度を活用するにあたり要件クリアする困難さがあり、担い手子弟の就農を促進するための新たな親元就農制度の創設を訴えるものです。
紫波町は都市化に対応するだけでなく、地域の将来を見据えた産業育成に力を入れていることが察知されました。
20日(水)は花巻市を訪問。上田市長とゆっくり話をするのは初めてかもしれません。初戦の選挙に私が入ったことを覚えておりますかな?
面談した一時間の内50分は市長自ら内容を説明するという身に余る貴重な時間を過ごさせて頂きました。社会インフラの整備、子育て支援に力を入れている花巻市の市政を象徴する医療体制整備のお話がメインでした。どちらも上田市長の自らの人脈の活用と国の制度設計を把握された上での確実な施策運営手腕を感じ取れました。
県立中部病院の産婦人科から東北大学医局が来年から3名撤退するという厳しい現実に落胆することなく、的確に次の手を提案されているようでした。県の中学生までの医療費免除は大した財政支出にならないとの解説には私の勉強不足を認識することとなりました。
21日(木)は地元一関市。
地元課題は認識していますので、今後の課題解決に向けての意見交換を濃密に行いました。ILCの今後の動き、宮城県北地区も含んだ医療圏構想、新笹ノ田トンネル実現への具体的な手立て等について二人のみでお話をしました。
首長さんは孤独とはよく言われますが、政策実現のために時にはリスクを抱えても前に進まなければならないという覚悟を周到な下準備を懇談をすると如実に感じ取ることができます。県知事が部下の報告だけで済ますシステムを良しとする理由が私には理解できません。
私の担当自治体は来週の25日(月)の矢巾町で終了です。
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