
本田市長と会うのは久しぶりで、県行政に対する思いや最近の市長会の様子なども興味深くお聞きしました。
遠野市からの重要項目は5点
1)生活交通の確保対策について
・生活交通の維持するための財政的支援策の拡充について
・地域拠点間をつなぐ広域バス路線の整備について
・乗務員の確保対策について
2)再生可能エネルギー事業への対策について
・太陽光パネル等の撤去費用の確保等の施策
3)子育て支援の充実について
・副食費無償化に向けた財政支援について
4)利用自粛牧草の早期処理について
・利用自粛牧草の処理方針の検討について
5)高校教育の岩手モデルの実現について
・高校小人数学級導入と教員定数確保について
・新たな判断基準に基づく小規模高等学校の存続について
遠野市ではわかりやすい資料を整えて頂き大変理解しやすかったです。こうした工夫は感動しますね。


遠野市は私の住んでいる東磐井地区との共通課題が多く、特に高校再編問題と地域医療の確保については喫緊の課題と理解しました。
北上市では及川副市長に対抗して頂きました。

東日本トヨタ関連やキオクシア(旧東芝メモリー)の積極的な展開により、県内で一番勢いのある自治体です。
よって要望項目も産業関連が7つのうち4つを占めているのが特徴的です。
1)北上市内の一般国道4号線の4車線拡幅について
2)(仮称)新国見橋の整備について
3)北上コンピュータ・アカデミーの今後の運営について
4)北上市産業支援センターとの連携強化について
5)北上済生会病院新病院建設に対する支援について
6)周産期医療体制の充実について
7)有害鳥獣の捕獲及び駆除の強化について
周産期医療体制に関しては先日決算特別委員会で私が発言した今後の産科医の動向についてを交えて意見交換をしました。
やはり現場に答えありで、実際に会って話をすると問題の深刻さや背景が伝わってきます。知事は広域振興局長から間接的に要望を聞くシステムが確立しているので首長との要望会には立ち会う必要はないと豪語していますが、まったくその認識は間違っていると私は断じます。