2019年07月26日

令和元年度 一関市県要望

今年度の一関市から県への要望会がありました。
今年の会場は大東町中川 「京津畑自治会館山がっこ」です。

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京津畑地区は11月に行われる「食の祭典」開催地で有名で、地域ぐるみで旧京津畑小学校を自治運営組織が運営するなど中山間地のモデルとなっている地区です。県や国からも表彰を受けています。

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さて、肝心の要望会ですが、今年の一関市は資料編も充実させて作成するなど工夫を加えていました。
新笹の田トンネルの実現に関しては市長も力を入れて要望しておりましたが、県からの回答は従来の枠を超えない内容で、そしてわざわざ本庁からの確認を取った上でのものと丁寧な注釈付きでした。

ここ数年同じやり取りが続いており発展の匂いも感じません。

最後にアドバイスをと振られたので私から意見を申し上げましたが、明日にもILCに手が届きそうなこの時期に財源や効果を言い訳にしているようでは本当に情けない限りです。宮城県では先見力を発揮して宮城県北地域に築館付近から登米の間に広域規格道路を着々と整備しているのとは本県との雲泥の差を感じます。

まったく戦略性に欠いているのです。

私から県には強く視点の変更を求めました。


今日の要望会を通じて痛感したことは増田県政の時には知事が自ら毎回出席して、時には現場視察まで取り入れて要望会の内容を充実させるように年々バージョンアップさせていましたが、私の記憶では達増知事の出席はこれまで2回のみ。振興局の現場力を強くするという理由で出席を見合わせているようですが、市町村側からしてみれば暖簾に腕押しの感が高まってきており私自身も要望会の形骸化を感じ取れます。

これが現県政の実態であることを読者の皆さんはぜひわかって欲しいと思います。
posted by 飯沢ただし at 01:00| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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