及川敦氏が知事選への立候補声明をして以来、各方面から勇気ある決断に対して好意的な評価を頂いています。
表明後に開かれている地域行事に参加していますと(今晩はせんまや夜市)各地で「無競争は良くない。よくぞ出馬を決めてくれた」等々です。それも私的には意外な方からも声をかけてもらってます。
このことが意味するところは、よほど今の県政に対して県民が閉塞感を感じているということではないでしょうか。
2月議会の長期計画の審査の際、私をはじめ、いわて県民クラブのメンバーが入れ替わり立ち替わり次の10年の厳しい時代認識を知事に問いました。しかし返って来る達増知事の答弁は楽観的なものばかり。計画の目標自体が幸福を守り育てるという抽象的な観念を柱に据えていますから厳しい現実には目を背け、政策評価基準を甘くしているようなものでした。私達は反対はしませんでしたが付帯意見でしっかりとガード措置を施しました。
今こんなことが思い出されます。
首長の使命は時代を的確に読んだ先見性を持った政策形成と実行にあるはずです。理想や観念だけでは暮らしていけません。
県民への選択肢を示したことだけでなく、選挙戦を通じて善政競争ができる素地を今から私も蓄えていきたいと思います。
蛇足ながら、今日の地元紙4面の知事の定例記者会見。及川氏のことをパッと思い出せないとはよくぞ言ってくれたものです。
2019年07月13日
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