2019年04月28日

平成の政治は何を残したのか

あまり振り返りはしたくはないが、最近の国民民主党と自由党の合併合流をネット記事で読みながら、ふと考えが及んだことがあるので記してみたい。

私は国政政党籍を持たない地方議員であるし、当事者ではないので内部の事情はわからないが、今回の合併合流のプロセスにおいて自らの政策はふり投げても合流が優先というのはまったく理解しがたい。いままで主張してきた原発廃止政策など党の存在意義ともいえる政策は一体全体どうなるのか。政策は党の命ではないのか。


政権交代を可能にする二大政党制を目指すために小選挙区制度に踏み切った。それを国民にしっかり提示するには政策が基本ではないのか。野党の塊をつくるためのプロセスと説明はしているが今日まで離合集散を繰り返してる様をみている国民が、この合併に期待している人はどれだけいるだろうか。


だからといって政権与党の自民党がすべていいとも言えない。一言でいえば緩んでいる。


新しい政治勢力の結集に心躍らせた時期も私にもあった。平成8年頃の話だ。しかし、その後何があったかというと党を壊しては集め、壊しては集め、民主的な政治手法とは程遠い選挙手法とも併せて大きな失望感と変わったのであった。そして一方の自民党も党内の権力闘争に力を入れ結局平成時代は政局ばかりにエネルギーを費やしてしまったのではないか。人口減社会への対応など国策として実行しなければならなかった政策が何も形として残っていない。その結果都市と地方の格差は広がり、こんにち地方で孤独死がニュースにもならなくなったような状況に至ってしまった。この政治が本質的に機能しなかった結果は極めて大きい。


小選挙区制度が国会議員の質の低下を招いているのではないかという指摘が多くある。私もそう思う。政策は党本部任せで済んでしまうこの弊害を国民と共有しなければならない時期にきているのではないか。


posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☁| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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