「いわて」は地域政党として若干の先輩格でしたが、諸事情により解散となりました。今でも誕生から解散までの道のりを思い出すといろいろな思いが交錯します。形はなくなったものの結党時の思い、すなわち議会が二元代表制の権能を発揮すること、政策をもって行政と善政競争を行うことの矜持は変わらず持って活動しているつもりです。
京都党は旗揚げから10年。村山祥栄氏を中心によくぞ継続して頑張っている地域政党です。
今回の結果は現職4人が当選し、新人も1人見事に当選を果たしました。5人当選で交渉会派の復活です。京都市は国政政党の勢いが強く、特に共産党が20人近く在籍して第2会派を獲る異色の議会構成です。そうした中で第三局を維持していくのは並大抵なことではありません。前回は維新が今回は立憲民主党が国会議員を軸に新人擁立を図るなど厳しい状況でしたが、見事に跳ね返したと言える選挙だったと思います。
京都党は30代中心の若い議員が多く、選挙戦もエネルギッシュで私も大きな刺激を受けて帰ってきました。4年前の私の選挙の時は村山代表と森かれん議員が応援に駆け付けてもらいました。

【神社の社務所で行われた個人演説会 京都市内ならではです。】
私は主に個人演説会の弁士を務めましたが、岩手の訛言葉が京都の有権者に伝わったかどうか・・・
村山代表の弁舌は実に流れが良く内容も的確で、村山代表の後の弁士は真打ちの後に二つ目が出るようなものでした・・・
京都党が掲げたマニフェストも政策ビラもとても参考になりました。
交渉会派となることが実現してこれからの京都党の大きな飛躍を期待したと思います。
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