2019年02月27日

一般質問最終日

昨日の議会日程は一般質問最終日でした。

2月議会は私が議員になったときから一般質問の日程は5日間確保されていて(代表質問を含む)合計で15人以上は登壇することになります。ということは2月議会で議員の3分の1が登壇することになります。

昨日の最終日は印象深い日でしたので、ここに記します。

最初の登壇者は菅野ひろのり議員(奥州選挙区)。
菅野議員は一番最初に聞いた彼の質問がなかなか鋭い視点で印象が強く、彼の質問は気にしてました。前回の質問は当局に対して迎合するような素振りが垣間見えたので、私が率直に感想を述べて喝を入れた経過がありました。今回は以前から彼自身が以前から問題として提起していた種子法の廃止を受けた県の取り組みについて一問一答で執拗に迫りました。予定していた他の質問項目を飛ばしてまで当局に迫った内容も迫力も良かったです。二元代表制の一翼を担う議会は与党野党関係なくこうではなくてはなりません。これからも頑張って欲しいと思います。

2番目は木村幸弘議員(花巻選挙区)
木村議員とは私が3期目の時に同じ会派で活動したこともある気心知れた仲です。木村議員の質問は精緻に飛んで無駄がなく、いつも的確に問題を把握し指摘をする質問です。冒頭の第3期アクションプランの問題点の指摘と拠点病院の医師の集中化による諸問題に関しての考察は木村議員ならではのものでした。この質問に対して達増知事の答弁はメリットばかりを強調し、自身の地域医療に対する問題意識を感じるものはなく、極めて内容の薄いものでした。八重樫保健福祉部長の二次医療圏の中でも小さなエリアをも目くばせをして地域の事情に合った医師の配置を含めた地域医療政策を進めていきたいとの答弁は真に賛同しました。木村議員は闘病中での質問にもかかわらず変わらぬ闘志に私は心打たれました。

トリを飾ったのは小野寺好議員(盛岡選挙区)
好議員は私より一期先輩の現在六期目。私とは議席が隣で二人でいろいろと話をすることも多々あります。好議員はいつも生活者視点でよくそこまで気がつくなという気配りを感じる質問ですが、時としてバッサリと大ナタを振り当局に猛省促すこともあります。今回初めて私に原稿を渡して下さり「飛ばしたらチェックしてくれ(そんなことはないのに)」と頼まれ私は本当に痛み入り感激しました。というのも好議員は今期で勇退されることをすでに発表しており、今回の一般質問が最後であったからです。議会はまだ続きますが一般質問の機会は年に一度。好先生も心に期したものがあったはずです。


三氏がすばらしい質問をしたにもかかわらず、知事の答弁はいつもどおりの平坦内容で、特にも好先生には敬意を払う場面があってもよかろうにと私は思うのですが全くそれもなしでした。残念というより悲しさが・・・です。
posted by 飯沢ただし at 00:53| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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