2018年10月14日

安定的な地域医療の確保について

決算特別委員会や予算特別委員会の医療局審査では地域病院(千厩・大東病院を想定)の恒久的存続策を訴えて、継続して提案と質問をしています。


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【ボタンをかけちがえてスーツの襟がひっくり返っていました(-.-)】



今回も医療局審査にて質問しました。

地域病院は政策医療の砦であって、人口集積効率で県立病院の再編などあってはならない。むしろ地域病院の可能性を探求すべきである。地域住民に期待される、またはニーズに合致した地域病院を存立継続していくためには2つの政策体系を充実させていくことが重要と思料する。

@安定的な医師の配置(地域偏在の解消)をプログラム化すること
A医療・介護・福祉の連携を行政との協同により、県立病院も地域包括システムの一翼を担う体制を確立すること

質問:@について今年度からの取り組みはどうか。特に今年の4月から始まった「新専門医」制度による影響は地方にほど打撃が大きいと指摘されているが影響はどうか。

質問:本県が取り組んでいる「総合力のある専門医」の育成に関して臨床能力の向上の取り組みはどうか。

質問:人口減少により福祉を担う自治体のマンパワーはこれからどんどん厳しくなる。Aについての取り組み状況を示せ。

質問:Aについて市町村との連携は具体的にどのように図っていくのか。


医療局長からは前向きに進めている意思を確認できましたが、やはり地域包括システムの歯車が勢いよく回転していくためにはドクター(医師)の力が不可欠なので、さらに踏み込んだシステム化を要望しました。


次期医療局の経営計画中間案には地域病院の存立が書き込まれていますが、ある日突然効率論など(過去にあった突然の無床診療所化策や花泉病院事案)が降って湧いてくることもありますから、議会としては地域病院の存立に関して適時中間管理をしていく必要性を強く持っているので医療局との定期的なやり取りは続けています。

posted by 飯沢ただし at 23:58| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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