メディアで既報されていますが、岩手県議会で防災士を取得することを目指すことになりました。
このことは県議会消防議員連盟において今年度の活動に決定されていたもので、10月に下旬に取得に向けた日程が具体化されたので公表されました。
昨日は防災士の役割について、防災の分野では著名な岩手大学名誉教授の齋藤徳美先生から「改めて見直される防災士の役割」と題した講演会が開催されました。
先生のお話でインパクトが大きかったのは
昭和の津波以降、考えられる対策はすべて実施したにもかかわらず
岩手県の死者・行方不明者 6,000名、全国での死者・行方不明者20,000名
何がまずかったのかを検証し、対策を講じないと再び災禍に見舞われる、現在にこいても不十分である。
その象徴的事例が「大川小学校」「鵜住居防災センター」「大槌町旧役場庁舎」
この中に一人でも防災士がいれば、大災禍は免れた
と先生は説明します。
その心は防災士の心得を知識を擁していれば「即座に安全な高台に逃げろ!!!」となったはず。
日本に頻発する災害から命を守るためには社会を構成する鍵となる団体の誰かが資格を取り、連携をしていくことが必要と先生は説きます。
今回の県議会議員の多くの議員が取得をすることにより県内の市町村などに取得をするきっかけとなるかもしれません。
私にとって資格を得る講習会は30年位前に行政無線の資格を取って以来。二日間の座学に耐えて頑張ります。
2018年08月03日
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