今回は栗東トレセンについて報告します。
栗東トレセンの場長は河原太一氏です。河原様は岩手競馬組合と深いつながりがあり、歓迎のご挨拶でも「友遠方より来る」と感激の言葉を頂戴いたしました。
敷地面積は盛岡競馬場の1.5倍とのことでしたが、走路は想像していたよりかなり広く感じました。調教場も厩舎周りの環境も塵ひとつなく整然かつ清潔です。調教スタンドはじめ建物に関しては逆にかなり質素で機能重視。華美な装飾はまったくなく、まさに働くための環境でした。
調教スタンド3階の一角には過去の年度代表馬の写真パネルが展示されています。他の議員は最近活躍したディープインパクトやキタサンブラックに目が集まっていましたが、私はトウショウボーイ👀
報道用のインタビュー広報室も思ったより質素。G1レース前に騎手や調教師がインタビューで使われている場所。私も撮影してもらいました(決して釈明会見ではありません。)
調教スタンドの調教師が調教の様子を見る専用の部屋で岩手県の遠野馬の里を利用頂いている橋田 満先生の席を発見!
栗東トレセンで初めて導入された坂路調教所。既存の地形を利用したとは聞いておりましたが、結構狭い空間でした。ここで在厩2000頭余のうち1000頭が調教されます。
わが国の競馬は今や世界のトップレベルにまで達しており、今から50年前に画期的なトレセン構想が実施されていることも大きく寄与していると感じました。視察を通じ岩手競馬組合もますますJRAとの連携強化を目指していくことが肝要とあらためて認識を致しました。
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