2018年06月24日

陸上自衛隊岩手駐屯地61周年記念行事

数年ぶりで滝沢一本木の岩手駐屯地の記念行事に参加しました。

例年地元行事と重なり参加困難なケースが多かったのでしたが、今年は日程がうまくいきました。

昭和32年の開設以来本県唯一の駐屯地として61年を数えました。自衛隊が住民の信頼をもっとも得ているのは災害時の対応でありましょう。
私は平成14年の台風6号災害時には東山町での大活躍を目の当たりにしました。日頃の訓練の成果がいかんなく発揮され迅速な救助活動によって死者を一人も出すことがなかったのは自衛隊の存在があってこそでした。その後の東日本大震災における災害支援活動の評価に関しては言うまでもありません。


初めて訓練展示を拝見しましたが、実戦さながらの訓練を見て誠にたのもしく感じた次第です。

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岩手駐屯地に配備されている74式戦車は大戦車隊に配備されているものでは最も古く、年に30〜40台新型戦車と交代されているようです。逆説的に言うと岩手駐屯地に最新鋭の10式戦車が配備されていないということは本県エリアの軍事的脅威の確率が低いとも言えるかと思います。


周辺国の脅威が増す中で、少子化の影響もあり年々自衛隊の入隊者も少なくなっていることも深刻に考えていかなければなりません。

今日の来賓挨拶の中で某代議士が「防衛女子」やらの軽い単語を並べ立てるのを聞き、この程度の安全保障の見識で・・・・と心底呆れ果ててしまいました。国会議員の質の低下も問題です。
posted by 飯沢ただし at 23:15| 岩手 ☀| Comment(0) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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