椎名素夫先生が亡くなられて11年になります。
先日、椎名先生の大支持者であった叔父から「椎名素夫先生を偲ぶ会記念」のDVDを手渡されて(確か自分も所有していたはずだが)昨日議員会館で観ました。
内容は二本立てで、
1.テレビ岩手特別番組
2.米国国務長官特別功労賞表彰式(平成15年6月)
2の表彰式には実は私も光栄なことにご招待を受けて(それも米国大使館から)出席していて、その映像も入っていました。アーミテージ氏がプレゼンターのために来日していました。
その時の椎名先生のスピーチに私は感動し、今でも一部は鮮明に記憶していて、時折その言葉を演説で引用します。あらためてアーミテージ氏や椎名先生の言葉に触れて、世界の安定のために日米が緊密な関係を保持することの重要さを認識致しました。
椎名先生は日米関係について「別にアメリカでなくてもいいんだよ。ただアメリカはこちらが真摯にフェアに言ったことはしっかり受け止めてくれる。それが大事な信頼関係なんだ。」と。
また、日本が今後国際外交で振る舞うべき立ち位置は「アジェンダ・セッティング(問題の設定)」を自ら行使出来うる立場になることと説きました。
まさに今複雑化した国際関係の中で椎名先生が指摘することは金言に値します。
微力ながら私もそういう視点、立場で活動したいと心に誓った昨日でありました。
2018年03月12日
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