代表質問と一般質問との違いは、代表質問は交渉会派(5名以上)のみが質問する権利があり、答弁者は知事だけとなる点です。また、テレビ録画中継があるのが慣例となっています。
いわて県民クラブからは佐々木努 政調会長(奥州選挙区)が代表質問に初登壇しました。

佐々木努議員は代表質問で県議会初の一問一答方式を選択しました。

【実はこの瞬間某議員から不規則発言が出ましたが、テレビでは拾われず】
一問一答をでやるということを聞いた時は他会派から認められるかどうかに関して若干心配しましたが、機転のきくわが会派の議会運営委員の助力もあり、今回実現の運びとなりました。質問時間から考察すると代表質問は質問と答弁時間含みで50分に制約されるので、一般質問の90分に比べると大きく時間ロスのリスクは生じるわけですが、県民に実態を見せたい!という佐々木努議員の意気込みが伝わってきました。
実際に質問が終わってみて結果的には県民にとって分かりやすい議会の様子を発信するという点では大きな成果を上げたと思います。佐々木努議員は東日本大震災からの復興と人口減少対策について集中的に取り上げ、自らの提案を交えて質問を行いました。議会としての二元代表制の務めを十分に果たしたと思います。
それらの提案に対して達増知事は現状のみを述べて、課題解決の道筋のアウトラインも示せなかった姿は県民の目にどのように映ったのか興味あるところです。
質問終了後に早速議会事務局に一般県民から良かったとの高評価のコメントがあったそうで、いわて県民クラブ議員全員で喜びました。これを機に「いわて県民クラブ」これからも意を強くして身のある議員活動に精進致します。
今日の佐々木努議員の一問一答方式による代表質問は議会のみならず県政に対する県民意識にも一石を投じたと確信しました。努議員の勇気と行動力にそしてそれを支えた仲間の議員に心から感謝を述べたいと思います。