2018年01月29日

高松丸亀町商店街再開発事業の取組についてを調査

DSC_0329x.jpg

【商店街の上にマンションを建設】

この商店街の再開発は全国から年に13000人の視察、そのうち地方議会からの視察が4800人という他に例を見ない成功例です。

理事長の古川康造氏からの説明内容は画期的な取り組みでした。そのコンセプトは

♦ 商店街を活性化する事より先に居住者を取り戻すという発想の転換
♦ 成功事例ではなく他の失敗事例から学ぶ
♦ 事例とらわれない民間主導(役所は前例主義に囚われて完全に頼ってはダメ!)


目標は住宅とテナントミックスは車の両輪とし、郊外へ流出した人口を街中へ回帰させる!
その具体的手法はというと

土地の所有権と利用権の分離を図る
⇒60年間の定期借地権を認める代わりに土地利用権を放棄させる
⇒街づくり会社がまるごと土地を借り上げ
⇒利益は地権者に平等に分配

発想から20年余、この間国の経済産業省と直接かけあって既存法律の網を破り、理想の商店街形成を追及していく行動力には恐れ入りました。

やはり、やる気・元気・根気ですね。
posted by 飯沢ただし at 01:24| 岩手 ☁| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。