2017年11月22日

見苦しい今日の結びの一番

たまたまライブでみた今日の結びの白鵬ー嘉風の一番。
嘉風が一方的に押し出して全勝の白鵬に土をつけた一番だったが、そのあとがいただけない。
横綱白鵬が審判に抗議の態度を示し、勝負がついたのにしばし土俵に上がらず、土俵に上がってからも礼をせずに憮然として後にした。

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嘉風は両手をついており素人の私から見ても立ち合いは完全に成立していたし、行司の軍配も返っていた。自分の勝手な判断で審判に文句をつけるなどもってのほか。それも模範を示す横綱だ。個人的にもっと気になったのは審判長が全く土俵に上がらない白鵬に注意を促すようなことをしてなかったと見えたが・・・真相はわからない。白鵬は優勝39回もしたという強者の驕りからくるものか?最近はやりのビデオ判定のチャレンジをしたつもりなのか?それにしても潔さを感じられない憮然とした態度は相撲ファンにとっては見苦しいものを見せつけられた。

その中で毅然としていたのはNHKの藤井アナ。

このシーンに、NHKの藤井康生アナウンサー(60)は「白鵬が手を挙げてアピールしていますが、これはもう成立しています。白鵬戻らない。これはダメです。もう勝負は成立して…。こんなシーンは見たことがありません」と冷静な語り口ながら厳しく実況。「これはいけません。こんなことはあってはならないことです」と続け、白鵬がようやく土俵に戻ると改めて「気持ちは分からないではないですが、この姿はもう…大横綱いけません」と前人未到の40度目優勝を目指す横綱に”ダメ出し”した。
(スポーツニッポン電子版より抜粋)


モンゴル勢力士の内輪もめ事件が連日ワイドショーで過熱報道が続いているなかで、大横綱白鵬までがこんな自分勝手な行動を起こすと問題はさらに複雑化しそうだ。グローバル化が招いた結果ともいえるが、この際興行とはいえ大相撲が何たるかは横審などでも徹底的に議論すべきであろう。
 
posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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