本人はもともとメジャー志向でしたから、やっと夢の実現に近づいたということになります。
それにしても日本ハム球団は本人の意思を汲んで二刀流も挑戦させたし、メジャー移籍も容認しました。入団時の条件とはいえなかなかできるものではありません。そんな寛容な姿勢がドラフトでの強運をもたらしているのかもしれませんね。
これからメジャーの球団がどれだけ獲得に名乗りをあげるか注目です。
ただし、私の40年来のMLBファンの目からは見ると彼の優しい性格が少し心配でもあります。生き馬の目を抜く競争社会の縮図でどれだけ自分をアピールできるか、精神的なタフさも要求される世界です。また、メジャーには160km/hを超える球を投げる投手はざらに存在するし、彼の球筋は素直すぎて逆に狙われやすいのでは?と分析しています。どちらかというと打の方がフィットするかもしれません。私の見立てが杞憂に終わればいいのですが。
いずれにしても、本人の望んだ世界に入ろうとするのですから、とにかく怪我には注意して思い切り挑戦してほしいと思います。
【関連する記事】