2017年07月15日

一関地方畜産共進会に参加して

7月14日(金)と7月15日(土)の両日にかけて、ホルスタイン種70頭、黒毛和種135頭出品の一関地方畜産共進会が開かれ、参加してきました。

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両日とも午後9時30分の開会でしたが気温が高すぎて、人牛共にコンディションを保つのに大変そうでした。ホルスタイン種の部での開会式で祝辞を述べせせて頂きましたが、気温を考慮して時間短縮に努めました。(本来であれば指定団体の拡大に関する問題点や乳価交渉の状況、生産量の低下など多くの問題提起もしたいとこでしたが、仕方ありません)黒毛和種の部では待機中に過呼吸を起こしそうになった牛もいたそうです。とにかく異常気象です。

共進会の目的は家畜改良増殖の促進と畜産農家相互の研鑽を図ることが目的とされていますが、私もこの機会に若い農業従事者との意見交換を通じて認識を新たにすることができました。答えは現場にあるといいつつも農政の大型化へ推進する補助金メニューの在り方、巨大化する流通や物流機構への対応、農業に従事するやりがいという基本的なことなど様々話合いました。

生産者とテーブルで意見交換する機会も確かにあるのですが、こういう現場での機会を通じて牛乳や豚汁をご馳走になりながら生産者と行政や議員も大いに情報交換する場面は、我々や行政から求めていかねばならないとも痛感もしました。

今年は5年に一度開かれる全共が宮城県で9月に開かれます。大いに生産現場も意気が上がっていますのであらゆる機会を通じて現場の声を集めていきたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☀| Comment(0) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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