序盤の2連敗で、これは体の調子でも悪いのかと私は心配しましたが、錦木関は慌てず、自分の長所である前に出る相撲の取り口を中盤戦に取戻し、終わってみれば十両優勝。たいしたものです。
千秋楽の本割と取り直しの相撲は残念ながら見ていませんが、報道によれば多くの観衆が安美錦に味方する中でも勝ち切ったとされることは今後の成長にもつながることでありましょう。
十両優勝は岩手出身者では戦後六人目のことだそうですが、私は栃乃花が優勝したのは微かに記憶にありますが、それ以前は全く記憶にありませんでした。朝から誰なのか気になっておりましたが、今日のテレビ岩手の夕方のニュースで柴崎アナが取り上げてくれました。さすがです。
栃乃花以前はまったく記憶にない力士ばかりでした😵
いずれにしましても、錦木関には幕内に戻ったら以前とは一皮むけた強さを発揮してほしいと切望します。まだまだ立ち合いでずらされたり、突っ張り合いになるとバタッと前に落ちる場面がありますので稽古に精進して頑張って欲しいです。体の力の強さは多くの解説者が認めるところですから。
ところで表彰状を授与した元大関若島津、かつては南海の黒豹の異名を持った精悍な力士でしたが、時の流れには逆らえないもので頭が小サバンナ状態に・・・仕方ないですなぁ。奥様の高田みづえさんはお元気でしょうか??
【関連する記事】