今日は予算特別委員会の総括質疑の日。
質問者でなくてもなかなか緊張する日である。
私が先にブログで指摘した知事の政務秘書の登用について案の定質問が集中しました。
Q「政務秘書不在時に何が一番しんどくて、知事は政策秘書に具体的に何の役目を期待しているのか?」
A「タクシーチケットの整理とか・・・」
A「宗教団体との折衝アポ取りとか・・・」
そして答弁に詰まり沈黙「・・・・・・・」
やりとりを聞いている方も馬鹿馬鹿しくて公費で政務秘書を雇う妥当性は微塵も見つけだすことはできませんでした。知事たるもの情けなや。
もう一つ。いわて県民クラブで政策提案していた「保育士修学資金貸付制度」の導入について。12月議会で保育3団体が初めて合同で県に要請活動した案件でもあります。
先の9月定例会決算特別委員会でも12月議会の常任員会でも2月議会の質問でも問題提起しましたが、県の慎重姿勢は変化がなかった。ところが他の会派の質問者の同趣旨の質問に突然知事が「具体的検討を始めるように指示をした」と答弁。
千葉じゅんこ議員が質問した一般質問からたったの5日間での方針変換。これはいったいどういうことなのかとわが会派の佐々木努議員が迫りましたが、「答弁検討で打ち合わせた結果」というそっけない知事答弁。
いやいやそんな政策変更は説明無くして納得できませんと私が議事進行を入れるという状況に。
答弁検討ってそんな程度なの?という疑問が素朴に湧いてきます。議員が真剣に問題提起しているものを方針がころころ変えられては議会を軽んじているとしか思えません。前から気づいてはいましたが議会への答弁は時間が過ぎ去ればそれでお終いという県執行部上層部の姿勢が確信に近くなってきました。
明日の委員会冒頭に説明を世話人会で要求することになったようですが、いかなる説明があるのか。
それにしてもこの議会対応のお粗末さ。嗚呼、情けなや。
2020年代には大きく世の中が変わろうとしているのにこの体たらく。
2025年には団塊の世代が後期高齢者になりますよ。
未来はすぐそこにあるというのに。
質問者は有権者を背にして真剣に質問してるんです!その場しのぎの答弁は不要です!!
2017年03月06日
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