W.Rickyが亡くなりました。享年94歳。
W.Rickyは正確にはWhite Rickyですが外国人ではありません。
W.Ricky(ホワイト リッキー)は白澤力男さんが自分でつけた芸名です。
「自分が楽しまなければ他の人を楽しませることはできない。」
いつも皆を楽しませることを考え、そして自らも実行する人でした。
「今考えている企画ものは山ほどある。」
90歳を過ぎても衰えぬ湧き出る力男さんのエンターテインメントの泉に驚きの連続でした。
「白澤プロダクションは儲けは一切考えません。」
「何か創めるにはお金はかかる。でも一切手元には残さない。すべて喜びに還元。」
力男さんのお願いはいつも唐突で無茶な場合が多かったですが、皆なが力男さんについていった理由はそこにありました。人情の機微に敏感で、年齢に関係なく洒脱でユーモアのセンスに溢れた人でした。
摺沢水晶あんどん祭りの創案者。「いわて学び基金」への寄付を自分のハーモニカ演奏のエンターテインメントで募集。などの実績に代表されるように発案力と行動力で世の中を明るくしようとした人でした。情熱は青年の如く熱く、でも行動は自然体で。普通の人では決してできません。
こんな愉快な人が忽然といなくなって本当に寂しい限りです。
せめてもの慰めは昨年あんどん祭り30周年を自身の企画が実行できて、また私も幾分かのお手伝いができて本当に良かったです。
力男さん、皆さんにたくさんの笑顔をつくってくれてありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。でも今年のあんどん祭りで「一休小僧の歌」を歌とともに帰ってきそうな気がします。力男さんの残したたくさんの歌はずっとずっと残していきますから安心して下さい。
力男さんの残した功績は、今後レジェンドとなって永遠に受け継がれると思います。
私も、私の父耕一郎も色々巻き込まれ悪く言えばうざい時もありました、しかし力男さんは摺沢の為を常に考え行動したと思います。私たちも力男さんの様な地域の為になる様な活動を、出来たらいいと思います
とにかく思い立ったら行動するというあの力はすごかったですね。力男さんは損得なしで町の賑わいを考えた人ですから一目置かれたのだと思います。
楽しい人がいなくなって寂しいです。