2016年10月26日

台風10号被害に関して県へ要望書を提出

明日から9月定例県議会(もうすぐ11月だというのに)が始まります。岩手国体と全国障がい者スポーツ岩手大会の開催のため日程が通常より延期になったのでした。

議会開会に先駆けて本日私が代表を務めている県議会会派「いわて県民クラブ」で8月30日に発生した台風10号被害を受けて去る10月7日に岩泉町で被害調査を行った結果をまとめて10項目を「要望書」として県へ提出しました。

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わが会派の優秀な政審会長である佐々木努議員が取りまとめました。
以下要望内容です。

8月30日に本県を通過した台風第10号により、県内各地で河川の氾濫等による甚大な被害が発生しました。
特にも県北沿岸地域では、多くの尊い人命が失われるとともに、多くの住宅等が損壊するなどの被害を受けました。
また、道路、河川等の公共土木施設や水道などのライフライン、農地、農林水産施設にも被害が及び、東日本大震災の復興途上の我が県に更なる打撃を与えています。
そのようななか、県においては、災害発生後、速やかに現地対策本部を設置し、県直轄での応急的な復旧作業や職員の派遣など、被災自治体の支援に当たられておりますことに対し感謝申し上げます。
しかしながら、被害が広範に渡り、未だに被害の全容が明らかになっていない中、被災自治体においては人的、財政的な負担が増加することが見込まれます。
つきましては、被災者の方々が一日も早く安心できる生活を取り戻すことができるよう、被災者等の生活再建支援、被災地の早期復旧等について次の事項について要望します。

1⃣ 災害応急対策や汚泥・流木処理、災害廃棄物処理、応急仮設住宅の整備など、幅広い財政需要に対応できる弾力的で自由度の高い総合的な支援制度も含め、復旧に要する経費に対し、特段の財政支援を行うこと。

2⃣ 被災自治体では、災害復旧のためのマンパワー不足が生じていることから、復旧事業を迅速に進めるための土木関係技術職員など、専門的知識を有する人材の確保について特段の支援を行うこと。
 また、被災によって心的ダメージを負った被災者の心のケアを行うため、カウンセラー等の人材の確保についても特段の支援を行うこと。

3⃣ 久慈市や宮古市において、中心商店街が浸水被害を受け、多くの事業所、商店等が営業を再開できない状況にある。
このため、低利の融資、利子補給と合わせ、事業の早期再開のための補助制度の創設等、特段の支援を行うこと。

4⃣ 岩泉町では、光ファイバー等の情報通信基盤及び共聴組合の保有する地上デジタル放送共聴施設が大きな被害を受けた。
情報通信は、住民生活に欠かせない重要なライフラインであり、復旧のための財政的支援等、特段の支援を行うこと。

5⃣ 被災地域では、農地、水路等、農業施設の流出や土砂流入、畜産施設の損壊や飼養家畜の流出、定置網やサケ・マスふ化場等の漁業施設の損壊、林道の路肩や法面の崩壊等、県北沿岸地域の人々の暮らしを支えてきた一次産業が大きな被害を受けた。
よって、被災施設の早期復旧により、被災した生産者が早期に生産活動を再開できるよう、特段の支援を行うこと。

6⃣ 今回の台風第10号災害は、長年に渡り河川に堆積した土砂や立木が被害を増大させたという指摘がある。
よって、災害復旧事業において対応できない河道の堆積土砂撤去など、防災・安全交付金等による財政支援の拡充を国に求めるとともに、県独自でもこれまで以上に河川改修に取り組み、今後も起こりうる豪雨災害への対策を進めること。

7⃣ 被災した医療機関や社会福祉施設、学校施設等の早期復旧に対し、特段の支援を行うとともに、災害復旧事業について、補助率の更なる引上げや、補助対象の拡大、施設の撤去等に対する被災地の実情に応じた弾力的な運用について国に求めること。

8⃣ 今回の台風により、我が県有数の観光施設が被災し、岩手の観光産業全体にも大きな打撃を与えている。
このため、被災した観光施設や宿泊施設の迅速な復旧と、観光・物産の早期回復に向けた市町村の取組に対し、特段の支援を行うこと。

9⃣ 被災自治体が行う災害ボランティアの受け入れに対し、受け入れ態勢や環境の整備について特段の支援を行うこと。

1⃣0⃣ 東日本大震災津波からの復旧・復興が道半ばであるなか、追い打ちをかけるように発生した台風10号災害は、被災地域のみならず県民生活や県内経済に大きな打撃を与えている。
被災地岩手の復旧・復興のためには、一日も早く被災者の生活再建、被災地の復旧を図らなければならず、国、県による息の長い支援が不可欠である。
よって、被災地域の復旧・復興事業が円滑に行われるよう、事業に必要な予算の年度内措置は勿論、来年度以降の復旧・復興予算を確保するとともに、国に対しこれまで以上に強力に財政支援を求めること。


先の議案説明会においては県の方も精一杯の補正予算措置をしたと見受けられます。9人が登壇する一般質問でも多くの議員が質問項目に入れています。

県民からの請願等も早くも問い合わせがきていますので、9月議会は会派全体でしっかりと取り組んでまいります。
posted by 飯沢ただし at 20:34| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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