夕刊フジ 10月20日(木)16時56分配信
民進党の蓮舫代表の「二重国籍」問題が、さらに深刻化した。金田勝年法相が18日の記者会見で、一般論と断ったうえで「法律の定める期限後に日本国籍の選択宣言を行った場合、それまでの間、国籍法上の国籍選択義務14条に違反していた」と明言したのだ。蓮舫氏の違法状態が25年以上続いていた可能性が高まった。他の野党からの批判も相次いでおり、まさに“内憂外患”だ。
金田氏の発言は、蓮舫氏が16日、「法務省から(国籍法)違反に当たらないとの考え方を文書で頂いた」と語ったことを受けて、披露された。
国籍法では、20歳未満の人が二重国籍になった場合、22歳までに国籍選択をしなければならない。関係者によると、蓮舫氏は今月7日付で国籍選択を宣言したため、25年以上も国籍法に違反したままだったと受け止められる。
民進党の大串博志政調会長は18日、「蓮舫氏は17歳のときに台湾籍を抜けたとの理解だったから、選択まで論理的に行かなかった」とかばったが、問題の本質は、野党第1党の党首が国民の前で「ウソ」を付き続けてきたことだ。
蓮舫氏は「二重国籍」問題について記者団に質問されると、“持ち味”の歯切れの良さを失い、目を泳がせながら説明を二転三転させた。やはり、良心の呵責を感じていたからではないか。
安倍晋三首相にも13日の参院予算委員会で「自身の責任で国民に証明する努力をしなければならない」と促された。
舌鋒鋭く与党を糾弾しても、質問するご本人が国民に対する信義、信頼がなければ、意味を成しません。党首の二重国籍問題を払拭しないと民進党全体への影響も出てきます。
そういえば民主党時代の事業仕訳で災害復旧費についてもメスを入れようとしましたね。その方が被災地にて現政府に「予算が足りない。憤りを感じる。」とコメントしました。何をか況やです。
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