このブログでも私の好きなベースボールプレイヤー、イチローを取り上げてきたが、とうとうMLBキャリアだけで3000本安打達成が目前となってきた。今シーズンはチーム内で4番目の外野手という位置づけが明確にされて代打での起用が多く4月終了時点では今シーズンの達成は困難とも思われたが、抑圧された起用をバネにして数少ない先発起用時に結果を出してきた。今日まで打率が3割超えをこの時点で残すというのは誰が予想できたであろうか。それも御年42歳である。
今日は3番先発で結果を残せなかったが、守備では補殺をしっかり決めるなど42歳で走・攻・守のバランスが取れているプレーをできること自体が驚異的である。
3000本と一言で言ってもMLBの長い歴史の中で29人しか達成したことのない記録である。日本人がその仲間入りをするということ、加えて27歳からMLBキャリアをスタートしたこと、この経過から見ても大偉業である。
MLB3000本ジャストで選手キャリアを閉じることになってしまったロベルト・クレメンティ外野手もイチローと似た三拍子そろった伝説の名選手だった。その選手を抜く寸前まで来たというのも私自身感慨深いものがある。
イチローは50歳までプレーするつもりでいるらしいが、私も一年でも長くプレーすることを期待したい。
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