2016年06月21日

野党共闘、選挙後にどこが得する?

目標はアベ政治を打破!
足し算ならば一人区で勝利する可能性を追って、一人区で野党4党が候補者一本化を図ったのが今回の参院選の特徴。

その音頭を取ったのが共産党。共闘実現ならば候補者を取り下げるというかつてない行動に出た。しかし、選挙共闘は実現したものの、たとえば以前から共産党の国民連合政府の呼びかけにはどの政党も応じていない。このことは今回の選挙を通じて政権を取って代わる覚悟がないのは明白。

各党にも共闘するに至った現実的な理由がある。まず野党第一党の民進党をはじめ、現勢力単独で自民・公明与党には勝てない状況にある。民進党は党名変更したものの支持率が伸びない。社民党は地方の組織に一定の基盤はあるものの全国レベルの選挙には苦戦が続く。生活と山本太郎となかまたちは政党要件を維持するのに精一杯。結局は共産党の呼びかけに乗らなければ共産党以外の党の存在がかすむことは必至。


選挙結果はどうなるかわからないが、野党共闘は連立政権を取る気がないのだから、選挙後の党勢により勝ち組と負け組が出てきた時にどうなるか。どうもよく考察すると音頭を取った政党が利する格好になるのではないか。(民進党は保守派と革新派が混在しているからよほど気をつけないと危ない。かえって保守派が大阪維新と合流して新保守勢力の形成になった方が分かりやすい気もするが。)

連立の例としてイタリアのオリーブの木が例に挙げられているが、複数の政党の連立はイタリアの今日の経済状況を見れば一目瞭然。国家ビジョンを持たない寄せ集めは政策の戦略性や持続性を生まない。

以前にも書いたが、我が国の政党政治の成熟のためには市民リベラル的であると同時に国民の全般から信頼されるような胴回りの太い政党の存在が健全なる自民党の存在のためにも必要と思うが、今回の野党共闘にはその希望は託せそうもない。

posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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