今日の都議会議会運営委員会で全会派一致で不信任決議案をまとめることが決定。
明日の本会議まで今晩中にいろいろな思惑による駆け引きが繰り返されるのでしょう。
(議運に都知事を呼ぶことができる都議会はすごいですね。岩手でも試す機会があればやりたいものです。)
江戸時代の田沼意次は賄賂政治で有名ですが、斬新な事業の実績もあったそうです。
金に汚いが仕事もやった。はたして舛添知事は何か残したでしょうか。
報道機関は悪者追求だけでなく実績(あったとすれば)の方も対(つい)で報道してほしいものです。
しかし、リオオリンピックの9月まで何とかなどという延命嘆願や議会解散をちらつかせるやり方はいただけない。間違いは犯したのは認めたのですから潔く身を処すの適当でありましょう。

そもそも法的に問題なければくぐり抜けられるといった考え方は間違いでしたね。
彼には政治の師やアドバイザーがいないようです。
一方、参議院選挙を目前にした政治的な駆け引きや圧力も報道を通じてビンビンと感じます。都の自治の問題なのに国政政党の国会議員が憚りもなく前面に出てくるのは違和感を禁じえません。政党の地方支部の独自性と独立性がなければ分権社会の実現など夢のまた夢と私は思います。
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