2016年03月17日

心通わせてこそ

予算特別委員会は18日(金)まで続きます。

昨日の教育委員会の審査では、今年の4月から教育委員会の制度改革で教育委員長というポストが無くなるということもあり、八重樫教委員長に教育行政の指針を求める質問が数多くありました。

八重樫教育委員長は自身のハートで議員の質問に答えるので、やりとりを聞いている方も自然に耳をそばだてることになります。昨日は特に重職から降りるという解放感もあってか、いつもより教育論に魂を込められて答弁されていました。

そもそも議員が質問するのは知事や当局の熱意やら、施策の方向性を確認する(私のケース)がためであり、それが目的のほとんど。ゆえに答弁者が質問者の意図を汲み、ズバリそこを突かれると議員は見事にコロッといってしまう性質があります。八重樫教育委員長は見事に直球で返してくれるので、質問者も納得さざるを得なくなる。昨日は答弁に拍手まで出たほどです。そのときは特別に心の通じた質問者と答弁者のやり取りが成立しました。

思うに、最近散見される出来ない言い訳や成果が上がっていないことを隠すために「やってます。やってます。」答弁や制度論や法律論をかざして、逃げ立ち回る答弁の姿には清涼感も味もありません。

一方、隣の席におられる先輩議員の渡辺幸貫議員が、委員長席の後ろ掛っている「開物成務」の書の額を指さし、「議員は務めを成すためにここにいる。」との発言も胸に堪えるものがありました。

確かに私が新人の頃の議論の様子は時として鬼気迫るものがありました。

残り二日の日程、しっかり頑張りましょう!
posted by 飯沢ただし at 00:45| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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