2016年02月23日

安定期にこそ人材関連投資とビジョンを!

岩手県競馬組合の議会が開かれ、私も県議会から選出されている議員なので、議会審議のため盛岡競馬場まで出向きました。

競馬場での本場インターネットによる売り上げが堅調で、年々総売り上げの比率を伸ばしています。
平成27年度の総売り上げに対するインターネット売り上げ比率は37.7%、28年度の同売り上げ見込み比率は39.8%としています。売り上げに対して貢献していることはありがたいことですが、中身を精査するとJRAの電話投票会員を地方競馬へも開放したことによる恩恵を得てるのであって、真の自助努力で売り上げを維持しているわけではありません。(JRA側にも開放した理由があって、地方競馬なくして日本の競馬が成立しないことを重くみているわけで、両者の共存共栄を図るといった方針は今後も続くことが予想できます。)ですから決して油断してはいけないということは押さえていかねばなりません。

戦後復興のために特別に自治体に競馬開催することを許可された現在の法律も実態とかい離しているところも多く、またその時代の社会背景によってファン層も変節していきます。そういう意味からインターネット発売に関しては額や伸び率だけでなく経営環境を思料する有効な材料になります。

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【懐かしの旧盛岡競馬場の名物3コーナー手前の急な坂】


昨日の質疑の中で私があえて管理者である知事に見解を求めたのは論点は以下の通り

♦(他力本願ではあるが)経営が安定基調になっている今こそ経営基盤を強くするため人材育成に重きをおくべき。

♦インターネット発売の割合が50%超になった場合は、現在の財政競馬たる地方競馬の存在意義が薄れてくる指標とも捉えられるので、国の動向(競馬法の改正)を注視しながら将来の岩手競馬に対するビジョン検討にも着手すべき。

♦増加しているインバウンド誘客対策としてオプショナルツアー企画を組めるよう旅行会社に積極的に働きかかるべき。

管理者には域を超えた答弁を最初から期待していませんでしたが、日ごろ私が思っていることを問題提起しました。他の議員からも、競馬運営を支えている現場スタッフの補充にも大変苦慮していることから、満遍なく配慮をしてほしいとの要望意見もありました。

330億という巨額の融資を構成団体から受けておこなっている岩手競馬は9年間連続黒字を達成したことには関係者の努力の賜物と評価します。とはいえ、しっかりと次の備えをする時期であるということを特に経営に携わっている方々には気付いてもらいたいです。

posted by 飯沢ただし at 14:46| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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