結論から申せば、実証実験段階とはいえすでに実現モデルまで水素エネルギー社会を展望している民間力に驚きました。注目したのは「離島モデル」と称している現在の高い物流コストを要している離島にターゲットをあてて完全地産地消型のエネルギー供給システムが可能になること。このコンセプトは水素エネだけに限らず自然エネルギーの宝庫である本県でも大いに対応発展できそうです。
東芝社と言えば30年前に横浜で勤務していた折に、クウェート向けの「Az zour power station」火力発電プラントの船内荷役の仕事に数年間お世話になったことがありました。仕事は大変でしたがやりがいのある仕事でした。大きなジェネレーターや電磁コイル、配管ダクトなど荷姿が様々で苦労しました。80年代半ばは日本からのプラント輸出も最後の方でしたから当時の若い自分に大きな仕事を任せられたことは今でも誇りとしています。
調べましたら、Az zour 地区では別のマルチタイプの発電所プラントが建設され稼働してるようです。
この30年間の世の移り変わりをエネルギーの側面からも気づかされます。
【関連する記事】