新年会に先立ち講演会があり、奥州市前沢区の株式会社、千田精密工業の千田伏二夫社長様の講師で「地域で必要とされる企業を目指して」という標題で講演が始まりました。
新興製作所勤務時代から独立に至るまでの苦労した体験やいろいろな方との出会い。
何より驚いたのは会社運営の方針。技術集団が会社を形成しているという考え方が基本で、ある程度のレベルに達した社員には迷わず独立を勧めるという考え方は凡庸な経営者にはできない発想でした。
千田精密工業の技術力はKEK(高エネルギー加速器研究機構)からも高く評価されており、ILCの技術部門の一部を任されているとお聞きしました。
本県からこのような高い技術を持っている会社が存在していることはとても頼もしく思います。次に続く挑戦者がより多く出現することを期待するものです。
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