2015年12月26日

実践第一主義

もう数年前のことになるが県議会の特別委員会視察で県立大学を訪れ、地域貢献がテーマだと記憶しているが学生と意見交換したことがあった。

その学生の一人が政治家の仕事に関して我々にダイレクトに一石を投じてきた。
彼は最初から斜に構えて何か言いたそうな雰囲気を出していた。
曰く「今の政治家は住民(有権者)に対しての仕事内容が不十分である。」
実社会の厳しさを知らない弁の立つ学生にありがちな内容だな、と聞いていたがなかなか止まらずヒートアップしてきた。

そこで発言したのが我が盟友である及川あつし議員「意見は聞いたが、グダグダ言う前に明日から自分の事務所に来なさい。まずはポスター貼りから。政治の基本をしっかり教えてあげるから。」

及川議員は煙に撒くでもなく、聞き流すでもなく、しっかりと学生と向き合った。
そのとき私は感動すら覚えました。

彼は行くとも行かないとも言わなかったが、一気にトーンダウン。
毎日政治と関わっている実践者のことばに返す言葉がなかった。


徳川家康は息子の秀忠に「学問が頭だけでやるものではない。体(からだ)学問を修めよ!」と忠告したと聞く。

まさに必要なのは体学問。私は若いうちに人間社会の理不尽さに接しておく必要性は大いにあると思う派です。クリエイティブな仕事をするにしても、そこに住んで生きている人の在り様を知らねば口から出る言葉は机上の空論とことば遊びにすぎない。言葉や実践は「私が」が主語ではなく「地域の皆さんが」のはずです。

あらためて自省とともにこんなことを感じた一日でした。
posted by 飯沢ただし at 19:07| 岩手 ☁| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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