2015年10月10日
弁論大会に終わらせない
私の議員以外の職歴は船内荷役監督、自動車運転手のちに運送事業経営者。
職歴から影響された私の人生観(もちろん父親や祖父から影響を受けたものもある)は与えられた目標にいかに達成するか、そして人という資源を最大限に引き出すことにある。
船には予め出航時間がセットされ次の港へ、荷役する日数は貨物量に応じて日程が決まる。陸上貨物はさらに時間指定であり、仕事が成功するのは当たり前。
どちらも失敗は許されない。目の前にある仕事を確実にこなす、それが仕事に向かう姿だと信じています。
出来なかったことは反省し次に活かす教訓にしなければ同じ間違いを犯し、ついには信頼を失なってしまうことになります。
昨日の私の価値観に基づいた質問は県政の足らざるところを指摘し、行政機構のトップである知事の経営方針を質す。計画を実行するための具体的な手立てを示せ!私の今回の質問の論点はそこにありました。
答弁作成はいつもより事務方が配慮し、技術的内容は練られていたと思います。
しかし、トップの情熱。やる気、本気度。それが大きな組織を動かす力に変わっていく。
弁論技術の向上で県政は動きません。
やはり、またしても肝心の部分が行間から感じられない。
要は、自分の意思が答弁書に入っていないということ。
多くのテレビ中継視聴者から質問後「知事は何を言っているかわからない」との感想が多数。
これが現実です。
これからの4年間、県政に関わる議会人としてできることは何なのか。
決してあきらめず現実を見つめ、自分なりに熟慮し、行動を起こしていきます。
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