2015年07月29日
千厩病院地域医療懇談会
今年度初めての県立千厩病院の地域医療懇談会が開催されました。
新院長 下沖 収氏が就任して初めての懇談会です。
通常であれば千厩病院の現状と課題を院長が発表して、参加者に現状の厳しさを認識をしてもらうというのがパターンですが、今回は何と地域で看取るをテーマした医療と保健福祉の連携課題についてというかつてない斬新な切り口で、はじまりました。
発表者は
1・在宅での看取りにおける訪問看護の役割
東山訪問看護ステーション 鈴木様
2・訪問医療における看取りについて
谷藤医院 院長 谷藤先生
3・千寿荘の看取りの現状
社会福祉法人 千厩寿慶会 千寿荘 看護師長 遠藤様
4・ご家族様から
小島様
の4名様。各々の施設でのケースや課題、率直な感想などが発表されました。私の知らない介護現場での様子が紹介され、感銘の受ける内容でした。
地域包括ケアシステムと簡単に口では言うものの、実践上の困難さと課題の深さに認識を新たにしたことろです。
県立病院という立場ではなかなか医療業務をこなすのが精一杯でしょうが、ぜひとも地域包括ケアシステムの構築のモデルケースとなるような新院長の取り組みを期待しますし、私も応援していきたいと思います。
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