2015年07月25日

達増県政の検証【シリーズ】第二回

第二回、反省しないトップリーダーが与える負の影響

私は達増県政8年、議会から見てきました。
とにかく達増知事は自分の非を認めない。
最近の例はDIOジャパン社の破綻問題です。

DIOジャパン問題は岩手のみならず全国で緊急雇用創出事業を展開して、果ては破綻をした問題でしたが、岩手県は全国でもDIO社を擁した自治体参加率が全国ナンバーワン。その要因に達増知事のトップセールスがありました。DIO社が岩手国体に協賛したことがきっかけでDIO社はホームページに知事との対談を掲載。社会的に信用される会社としてのイメージアップにまんまと利用されました。

結果、DIO社は事業を完遂しないまま破綻。事業を導入した自治体は現在、国からの補助金返還を求められる形となり県内の自治体やコールセンターで雇い止め等の被害を受けた県民が被害を受けました。

秋田県では、佐竹知事が県民に潔く陳謝をしたのとは対照的に達増知事は「自分が謝るのなら、事業導入を決定した自治体も謝らなければならない」との珍答弁。問題を正面から受けることを避け続けました。

このDIO社の問題処理が典型的ですが、初動でのリーダーシップ発揮しないがために、問題処理が後手後手になり、職員に無駄な事務作業を強いる。このような事案が何度発生したことか。

これでは職員の士気が上がるはずがありません。

民間の会社でも一般社会でも間違いや失敗は発生します。
大事なのは同じことを繰り返さないこと。大きな組織であればあるほどトップリーダーの発言は影響が大きいのです。問題を避け、責任を避けの連続では到底ミッションに基づいた業務など望むべくもありません。

まぁいずれこれが現実の姿です。皆々様よくご理解下さい。

7月27日(月)発行予定の私の県政ニュース第5号でこの件にもふれています。
近々リンクでアップしますのでご覧ください。
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。