4月20日 17時44分(NHK)
人口減少に歯止めをかけ、地方への新たな人の流れを作ろうと、12の県の知事が新たなグループを発足させ、今後、女性や若者が地方で活躍できる社会づくりの在り方などを検討し、国に提言することになりました。
「日本創生のための将来世代応援知事同盟」と名付けられた新たなグループは、鳥取県の平井知事や長野県の阿部知事ら12の県の40代と50代の知事が設立したもので、20日開かれた発足式には、設立に参加した知事のうち10人が出席しました。
このなかで出席した知事は全員で、「地方創生は、わが国の活力と繁栄を取り戻す最後のチャンスだ。独自の発想と実行力を持ち、若い世代が希望をかなえられる社会を実現する」などとした、設立の趣旨をまとめた宣言文を読み上げました。
新たなグループでは、人口減少に歯止めをかけ、地方への新たな人の流れを作ろうと、今後、女性や若者が地方で活躍できる社会づくりの在り方や、結婚から子育てまで、切れ目なく若い世代を支援する方策などを検討し、国に提言することにしています。
来賓として出席した石破地方創生担当大臣は、「政府として、皆さんと一体となって、財源を含めた制度の在り方について議論を重ね、ともに連帯しながらやっていきたい」と述べ、地方創生の実現に向けて新たなグループとも連携していく考えを示しました。
先に報道されていた各県知事らの地方創生への動きが以上のように報道されました。若手の知事が中心のようです。いずれの形にせよ地方の課題をまとまって政策提言することはいいことです。与党の手のひらに乗らないよう地方政府の矜持を持っての活動を期待します。
東北からは宮城と福島の知事が参加してますが、本県の知事はどうなったのでしょう?
一応若手の部類には入るし、高知の知事とは知己のはずですが・・・
まさか希望したが入れられなかった???
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