2014年11月07日

動き出す地銀再編

先ほどの昼のニュースで鹿児島銀行と肥後銀行の統合へ動きとの報道があった。
先に東日本銀行と横浜銀行の統合が発表されたばかりで、今後、地銀の統合加速化は進んでいくことは避けられない情勢である。

というのも昨年の代表質問で私も地銀再編の動きについて金融庁から強いメッセージがあったことを受けて本県の動向はいかにとの問いをしたとろであったが、まさに人口減少社会を見据えて、ジリ貧になって統合をするよりも健全な経営状態のうちに結論を導きたい金融庁の思惑がそこにある。

しかし、吸収合併よりも、両社とも健全経営の場合に経営の融合がうまくいくのかという課題も指摘されている。かつて同じようなケースは船会社の合併や都市銀行の合併などの先例があるが、巨大組織になればなるほど人事の困難さはつきまとい、旧〇〇グループ組だとかの色分けや社風の違いによりなかなか会社の色が定まるまでは相当な時間を要することを私も直に見てきた経験がある。

地銀は地域経済にとって必要不可欠な存在。顧客の存在を軽く見て合併に突き進み頓挫した例もあったことを鑑みて、地銀再編は資本のスケールメリットだけでなく地域経済をいかに再生させるかという観点に立った理念と方策が伴わなければ、何のための再編かという本末転倒になってしまうことを胆に命ずべきだ。
posted by 飯沢ただし at 13:44| 岩手 ☁| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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