案内は Janie L Nelson博士とGlen White博士にして頂きました。
まずは通行証を頂き、(共産圏の国々への渡航歴を聞かれました。)スタートです。

途中で暑くなり上着を脱いだ後に、通行証を紛失するという失態をしてしまいました。(すぐに見つかりましたが、焦りました・・・)
まずは1962年に建設された線型粒子加速器。当時は世界で最も直線で長大な建設物だったそうです。
奥行きの深さが判るでしょうか? 地下ではなく地上にあります。


2カ所目はLCLSと呼ばれている実験ラボへ

LCLS(Linac Coherent Light Source)呼ばれる装置はの持つX線レーザーはかつてない精度で物質の構造を明らかにすることが可能で、民間へのデータ解析も提供しています。


民間の研究用途に合わせて加速器も分岐をしています。

現在はLCLSUという次の段階へ進行中とか。
これらの施設で見られることは、すなわち、
米国は「高エネルギー物理」に対する立ち位置の変化があり、高エネルギー物理の全ての面で世界を牽引するよりも、グローバルな研究コミニティーで役割分担をはっきりさせ、その中で米国の得意分野に注力する「研究のグローバル化」へ方針転換した。(ILC通信より抜粋)
このことがよく体現できた施設研修となりました。

おまけ画像:日本では見られない鳥の巣がありました。