長い間取り組んできた「平泉」ナンバーが平成26年度から導入されることが国土交通省から発表されました。
歴史を辿ると、岩手県南に陸運支局の誘致運動から始まり、私がまだ県議になりたての頃、今から12年前には合併前の県南地区の自治体がこぞって参加し推進母体となりました。総会となるとそれはそれは豪華盛大な会でした。
時が流れて、陸運支局の実現が困難と判断した時に、おりしもご当地ナンバー制度がはじったことを契機に方針をマイナー変換、そして「平泉」ナンバーでいきましょうとなったと記憶しています。
市町村合併を経て、今度は商工会議所が中心となって署名活動等の運動を積極的に展開し、行政と一体となって関係省庁に猛アピールして、ようやく成就したものです。
県議会でも「岩手県南・宮城県北県境議員連盟」で積極的に取り組んだ時期もあり、私自身もこのたびの決定は感無量であります。
「平泉」ナンバーには多くの関係者がこれまで関わってこられてきました。
すべての関係者のご労苦に感謝と敬意を申し上げたいと思います。
今回の実現は単なる自動車ナンバープレートだけでなく、両磐地区と胆江地区の広域的な将来の地域戦略に大きく関わってきます。ましてやILC実現となれば、国際科学研究都市「平泉」となる可能性も十分に考えられるのです。
今回はその基礎が出来ましたので、次なる展開は我々の世代にかかっていると思ってこれから私は活動してまいります
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