真冬に行われる行事としては、全国的にも珍しい行事

厳寒の中、はだか男の湯気が絵になる祭ですが、今年は暖冬で午前中より天気が良く、水掛祭り日和とは言いがたい状態でしたが、やはりスタートの3時頃になると日が陰り、冷たい風が吹き始めてムードが出てきました

定刻3時に花火の合図から、はだか男のメインストリートの集団縦走がスタート!
沿道の観客も桶から水を汲んで、はだか男が走って来るのを待ち構え、ここぞとばかりに冷水を浴びせます。
観客は観客に非ず。観客も水掛祭りの参加者になるのです。
集団から離れてしまうと、水掛の標的になります。
横からバサーっと不意に掛けられる水の圧力は相当なものです。
走り人は厄年の人が走るという原則?があるのですが、最近は厄年に拘わらず祈願成就のために走る方が多いようです。また、家族の子供たちも「加勢っ人」として伴走し、祭りを盛り上げます。
今年も約300人の走り人の参加だそうで、全国各地から参加があったのこと。一度この祭りに嵌ってしまった人はこの季節がやってくると各地から集まってきて、懐かしい顔ぶれに再会できるお祭りでもあります。
歴史と伝統は何物にも変えがたく、このようなお祭りがあるということは地域にとって何よりの宝です。
これからも天下の奇祭が発展し、心
