2000年頃から地球温暖化問題が惹起されて以来、自然エネルギー導入の道が開かれてきており、風力発電は優等生的存在です。他の再生可能エネルギーと比較して、発電コストが安いという特徴があります。電力の固定価格買取制度が確立したことにより、今後ともさらなる普及拡大が期待されています。
しかし、将来、風況や土地制約の面で風力発電の適地が減少することが考えられることから、洋上風力発電の展開を模索している状況にあります。

銚子沖は、常時かなりの風力で、船で側まで接近視察しましたが波も高しでしたが、何とか堪えました。

洋上風力発電は、課題として陸上と比べてコスト高であり、洋上だけに高い技術力も要求されます。
世界的には洋上風力導入量の国別シェア(2011年 4,096MW)はイギリスが51%、デンマークが21%の先進国になっています。イギリスは大陸棚が広く王室の所有となっていることで一元的に展開が容易な環境になっているようです。
まだまだ試験的な状態ですが、本県でも洋野町沖でのトライアルを予定しており、今後の国の動向を注視する必要があります。

↑ おまけの画像。
洋上視察が終わり、飛び入りのワンコが乱入。「もう帰るのー」
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