
【本船 Cormorant Arrow 】
正式な担当の船会社ではありませんでしたが、スポットのヘルプでよく行かされた船。
はっきり言って、いい思い出のある船ではありません。
頻繁にトラブルがあったことしか思い出せない。そしてやらされ感が充満していた。
(本船ガントリークレーン故障、ツイストロック不足、アンフレンドリーなクルー)
インド船と並び「忍耐」を学ぶ上では大変いい機会を与えてもらったと解釈しよう。
数少ないいい思い出といえば、GBCSという北米向けのコンテナサービスを始めた時に、船内でパーティーが催されキャビア入りのサンドウィッチをたらふくご馳走になったことは記憶してます。
船会社の合従連衡が進む中、この船会社は健在で世界中の海を今でも頑張っているようです。バルクカーゴ(単一荷姿の荷物)写真のランバーやアルミインゴット、ロールペーパー等に特化した船で、船自体の機能の原型を大事にする会社なので、船型を変えることなく地方港にもニーズによって寄港する可能性が高いかもしれません。
釜石港や大船渡港が復興した時に寄港する機会があったら懐かしさは自然にこみあげてくるかもしれません。