県議会超党派の議員で構成される「岩手県議会 男女共同参画社会を目指す協議会」の視察で滋賀県へ。
滋賀県の男女共同参画センターを訪問して、滋賀県の取り組みを聞きました。
この議連の視察には出来る限り参加をして、たぶん皆勤賞かもしれません。
というのも視察先で民間企業の先進企業を実際に見て勉強できるという大きなメリットがあります。今回は残念ながら民間企業訪問はありませんでしたが、あらためて本県の課題を再認識した次第です。
前回、長野県を視察したときも感じましたが、男女共同参画の先進県は全庁的に戦略として取り組む組織体制を組んでいること。滋賀県は総合政策室(かつて本県にもあった組織だが、達増知事になって組織改変して政策・地域部となり訳の分からぬ状態となった)の中に組織化。
本県の場合、男女共同参画に限らず、政策目的の明確化と全庁に行き渡らせる工夫、取り組みに前進感を見出すことはできません。職員が悪いのではなく、組織全体を俯瞰して判断するべき人が判断をしていないだけの結果だと私は思っています。
話は元に戻しますが、男女共同参画社会の前進を考えるなら、中小企業の社長を対象にした先進企業の事例など(大企業ではなく中小企業の先進例)を頻繁に行うのが最も効果が出ると思われます。
ややもすれば今日までの施策展開は行政サイドの自己満足的なものが多かったのではと思料されるものがあり、企業の意思決定に関わる人たちへのアプローチに重きを置くべきです。
2012年08月24日
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