野田首相が停止中の大飯原発について再稼動の考えを示した。
関西電力は他の電力会社より突出して原発依存度が高い(約30%)ので産業界からの再稼動の要請も強かったことや橋本大阪市長も態度を軟化したのも影響したか・・・
福島県だけでなく原発が立地していない岩手県も未だ放射能汚染に苦しんでいる状況は首相にとって瑣末な出来事か?
野田首相の発信はあまりに近視眼的で、今現在わが国のエネルギー政策を議論している最中に、将来のエネルギービジョン語らずして国民に対してどれほどの説得力があろうか。
外交問題に関しても石原東京都知事の独壇場。
内閣支持率も過去最低。NHKが行ったアンケートでは国民の約半数が政界再編を望んでいる状況。
こんな状況で安易に突っ込んでいいのだろうか? 熟慮の政治はどこへ行ったのか?
2012年06月13日
この記事へのコメント
コメントを書く