2012年05月24日

とっておきの5000リラ

最近、堅い話題が多かったのでこのへんでブレイクタイム喫茶店

私は映画「ローマの休日」が好きで、思い起こしたようにたまーにお気に入りの場面だけ見るのですが、18歳に初めて見て以来、ずっと気になっていたことがありました。

それはアメリカ人記者のグレゴリー・ペックがカードで負けて「これはとっておきの5グランド(5000リラ)だと言ってワイシャツの胸のポケットに入れるシーン。
ストーリー的にはとっておきの5000リラだけでは王女様をもてなす経費には全然足らなくて、後で友人のカメラマンから借りることになるのですが、「お金」が記事の賞金であれ、王女が買い物する場面であれ映画の中で一貫して扱われていて、それを象徴的に冒頭の場面に「とっておきの5000リラ」と織り込んでいたとすれば流石名監督ウィリアム・ワイラー。

話を5000リラ札に戻して・・・
その5000リラ札がとてつもなく長いビロビロの札で、本当にこんな札があるのか?未だ1950年代なので敗戦国というイタリア国情から察すると軍票か何かか?
とずっと頭に引っかかっていましたが、

この度、すぐれものの図鑑を入手しまして疑問が解けました。

P1000690x.JPG


実在したのですよ。ビロビロの札が。ひょっとすると映画のための演出小道具?とも思っていましたから。
その図鑑によると10000リラ札も同様に無駄に長い札がありました。
他愛もないディテールな事ですが、こうした事実が判明すると嬉しいものです。

さすがイタリア国、こんな使いにくい札はどのようなメリットがあったのか。
また新たな疑問がふらふら
でも、想像力をふくらませながら推理をしていくことは楽しいことです。

自分の財布の中にはとっておきの2000札が1枚が使われることもなくひっそりと佇んでいます。
posted by 飯沢ただし at 23:50| 岩手 | Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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